近年子どもを狙った悪質な犯罪が急増しているので、特にこれから小学生になるお子さんをお持ちの保護者の方は、子どもの防犯対策について知りたいのではないでしょうか?
小学生になると、これまでの保育園・幼稚園時代と違い、子どもだけでいろんな所へ出かけるようになります。
そこで今回は、今日からできる子どもの防犯対策を3つご紹介いたします。
子どもの防犯対策で親ができること3選
「知らない人について行ってはダメだよ」「遠くに行ってはいけないよ」「○時までには帰ってくるんだよ」というように、子どもと約束事を決めている保護者の方が多いでしょう。
では、より具体的な子どもの防犯対策には他に何があるのでしょうか?
1.幼児期から防犯意識を育てる
認可された保育園などでは、定期的に最寄りの警察署から警察官の方がやってきて、子どもたちに防犯についてお話をしてくれます。
これを家庭でも行うことで、子どもたちは常に防犯について意識できるようになるので効果的です。
- なぜ知らない人について行ってはいけないのか
- 知らない人について行ったらどうなるのか
- なぜ子どもだけで玄関のドアを開けてはいけないのか 等
なぜなのか、こうなるから というように具体的に子どもに伝えてみましょう。
2.知らない人に話しかけられた時の対処法を教える
保護者が言葉で子どもたちに伝えていても、実際に知らない人に声をかけられたら、子どもたちは「どうしよう」と困ってしまうものです。
なぜなのか、こうなるからを伝えるのに加えて、「こうするんだよ」と対処法を伝えましょう。
例えば、相手にしない。防犯ブザーを鳴らす。携帯電話や公衆電話で通報する。お店に逃げ込む等。
具体的に対処法を子どもたちに伝えておきましょう。
3.公衆電話の使い方を教えておく
現代ではすっかり数が減ってきていますが、意識すればまだ街中に公衆電話を見かけることができます。
見守り携帯を持たせていたとしても、携帯電話も機会なので壊れてしまったり、充電切れなどのトラブルが起こる可能性があります。
公衆電話はお金を入れなくても警察や消防・救急に連絡することができるので、使い方をl子どもに教えておくようにしましょう。

子どもの防犯意識を高めよう
保育園や幼稚園でも防犯講習を実施していますが、家庭で子どもの防犯意識を高めることで、子どもは自然と「悪い人」に対する意識を高めていきます。
子どもに防犯意識を持たせるには、より具体的に生活の中で考えられるシーンで表現するようにしましょう。
例えば、「お留守番をしている時に、インターフォンが鳴っても出ちゃダメだよ」「もし悪い人だったらどうなるかな?」など。
少し怖い表現かもしれませんが、子どもの日常で良くあるシーンで何度も言い聞かせることで、子どもは防犯に対して高い意識を持つことができるようになります。